用語解説:CMSとCTA

目次
この画面に表示される2つの選択肢「①HubSpot CMS」「②HubSpot CTA」は、HubSpotフォームをどのようにページ上へ配置するかを選ぶためのものです。以下にそれぞれの違いを詳しく解説します。
①HubSpot CMS
意味
HubSpotで作成したWebページやLP(ランディングページ)にフォームを直接配置する方法
特徴
①HubSpotの「ウェブサイトページ」または「ランディングページ」のビジュアルエディタ内に、「フォームモジュール」を追加する形式
②設置はドラッグ&ドロップで簡単、ノーコードで対応可能
③ページの一部としてフォームが常時表示される
主な用途
・問い合わせページ
・資料請求用ランディングページ
・無料体験申し込みフォームなど
利点
- CMS上のページレイアウトに完全に組み込める
- フォームの位置・デザイン調整が直感的
- マーケティングやセールスの流れに合わせたページ設計がしやすい
HubSpot CTA
意味
フォームを「CTA(Call To Action)」内に埋め込んで、任意のページやボタンから呼び出す方法
特徴
①CTAは「クリックボタン・バナー・ポップアップ」など行動を促す要素です
②通常のボタン型CTAではなく、「埋め込みフォーム型のCTA」を選ぶことで、CTA自体がフォームの役割を果たす
③CTAは複数のページで再利用可能。例えば、「全ブログ記事下部に同じ資料請求フォームを表示」などが可能
主な用途
・サイドバーや記事下など、特定エリアへの設置
・ポップアップやスライドイン形式でフォームを出したいとき
・フォームの一元管理と再利用性を重視したいとき
利点
- 同じCTAを複数ページに使い回せる
- A/Bテストや分析(CTRなど)に強い
- フォーム+コンバージョンボタンを一体化して管理できる
違いをまとめると
比較項目 | HubSpot CMS にフォーム配置 | HubSpot CTA にフォーム埋め込み |
設置方法 | ページ編集画面で直接配置 | CTAツールで作成し、後からページに埋め込む |
利用目的 | ページ内に常設・一体化したいとき | 再利用・計測・差し替えに強くしたいとき |
デザイン調整 | ページ単位で調整可能 | CTA側のスタイルに依存 |
再利用性 | ページごとに都度設置 | 複数ページで使い回せる |
適したシーン | お問い合わせページ、LPなど | ブログ記事下、ポップアップ、フッターなど |
どちらを選ぶべきか?
ページごとに専用のフォームを使いたい場合 → 「HubSpot CMS」
同じフォームを複数ページに共通で設置したい場合 → 「HubSpot CTA」
check 特にマーケティング施策で成果の計測やA/Bテストをしたい場合は、「CTAで埋め込みフォーム」を作成しておくと、後からの差し替えやパフォーマンス分析がしやすくなります。 |
必要であれば、それぞれの作成ステップやベストプラクティスもご案内できますので、お気軽にお申し付けください。
【あなた】
マーケティングコンタクトはどのタイミングで課金されますか?
【ChatGPT】
HubSpotにおけるマーケティングコンタクトの課金タイミングは、以下のポイントで発生・更新されます。
基本ルール
マーケティングコンタクトは、毎月(または毎年)の更新時点で設定されている数に応じて課金されます。
これは「登録されたコンタクト数」ではなく、**「マーケティングコンタクトとしてフラグ付けされた数」**でカウントされます。
課金が発生する具体的なタイミング
タイミング | 説明 |
---|---|
初回契約時 | Marketing Hubの有料プラン開始時に「何件のマーケティングコンタクトを使うか」を選択。この数が課金対象になります。 |
月次または年次更新時 | 契約更新日に「マーケティングコンタクトの設定数」が確定し、その数に応じて請求が発生します。 |
追加購入時 | マーケティングコンタクト数の上限を超えて設定した場合、自動的に「追加分」がアップグレードされて課金対象になります(上限を超えた時点でアラートが表示されることが多い)。 |
注意点:途中でフラグを解除しても即反映されない
- 一度マーケティングコンタクトとして指定したコンタクトは、その課金期間中は請求対象のままです。
- つまり、月次契約の場合、たとえ月の途中で非マーケティングに変更しても、その月の課金は発生します。
- 年次契約の場合も同様で、契約更新まで変更は反映されません。
実務上の運用アドバイス
大量のコンタクトインポート時は注意!
マーケティング対象でないコンタクトには、必ず「非マーケティングコンタクト」として登録設定を行いましょう。
リスト単位での一括変更
リスト単位での一括変更が可能なので、定期的にチェックして、不要なマーケティングコンタクトを削除または切り替えることがコスト最適化につながります。
例:年次契約で1万件のマーケティングコンタクトを契約した場合
・10,000件 × 年間料金(例:Marketing Hub Professionalなら約2,160 USD/年から)= 年間コストが決まる
・契約更新日までにマーケティングコンタクト数が超過すると、その分のアップグレード課金が自動で発生
ご希望であれば、**コストシミュレーションやマーケティングコンタクト管理方法(Smart ListやWorkflow)**についても解説できます。お気軽にお知らせください。